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11話


毎回視聴した直後に書くようにしてるけど、今回は冒頭で少し目を離してしまって
土曜日の再放送で補完しようか考え中。
でも中身はがっつり観ました。腕組みしながら。

今回はカメラワークがこれまで以上に秀逸だと感じました。
手ブレのある映像だと、視聴者の心理に訴えかける画面が作れて
感情移入しやすくなる、とどこかで聞きかじった覚えがありますが、
今回はまさにそんな感じ。自分がその場で「見ている」ような感じを覚えます。
発言中の人の顔に、物や誰かがカブってもあまり気にしないで
ちょっと横にズレたりずーっとpanしていくような画面とかは、
まさに自分の目線が移動していくような臨場感。
そこが今回「怖さ」も伝えているような気がしました。肌にちりちりくるような感覚。

下士達の押し込められた鬱屈と怒りは、もうはちきれる寸前の風船の様。
それを針でつついてしまったのが虎之進の上士惨殺でした。
あれは…確かに暴発する(汗)たとえ半平太が煽ったつもりはなくても
下士の同志たちは今こそ好機、って思ってしまうと思う。
つか、半平太煽ったつもり無いんかい…(苦笑)
まあ本人としては機を見て…とか気長に構えるつもりでいたのかもしれないけど、
思った以上に皆の怒りが沸騰した、という感じだったのかも(^-^;)
律儀に龍馬宅へ上がって、お前の言う通りだった、と謝るあたりとか、
半平太はすごく真面目な人なんだなあという印象を強く感じました。
…それでもああやって集団で仲間入りを迫るのはどうかと思うよ(苦笑)
(そういう部分になんとなく、昔ながらの「日本人」を感じた。集団とか。)

おたおたする半平太の顔を見て少し微笑んだ龍馬さんは、
とりあえず半平太が率先しているわけではないのを見てとって安心した、の
笑みだった気がしました。今作のこの人は本当に優しい。
東洋と話しあえば…とか言うあたりとか。甘っちょろいけど。
(自分で甘いといいつつやっぱり甘い(笑))
ドラマ的に首つっこませて盛り上げてるし、本当今作は上手いですね~。
個人的には、女性絡みで変わったのが少し残念と思いました(^-^;)
攘夷思想に触れて、とかいう理由のほうが…。
(加尾さんの問題の根底にあるのが攘夷思想の問題と思い至っているかもですが)
そこが「龍馬さん」なのかもしれないなあ。

弥太郎…汚くなったり小奇麗になったり、実は「弥太郎伝」が見たいぜよ(笑)

要潤はどこにいたんだ…冒頭?
ああ、このところ毎回1つはフクヤマよいしょ場面が出てきますねw三味線とか(笑)
by katuhiro-iyama | 2010-03-14 21:30 | 龍馬伝 | Trackback | Comments(0)


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