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切り拓け


劇場版「機動戦士ガンダム00」 見に行きました!
いやー待ちに待ったというか、ようやくの公開でワクワクw
しかし周辺から若干の事前情報は聞いていたので
純粋に さてどんなもんか、というつもりで見てみました。

以下、当然のごとくネタバレ感想w








なかなか、面白かったです!(^-^)

冒頭の作品内アニメがなかなか遊びゴコロがあって秀逸w
最初気付かずに「あれ、戦闘シーンは手が込んでて見づらいと聞いてたけどそうでもないなあ」
とか思ってたのが完全にウラかかれましたもんww
わざと、従来のアニメのセオリーつかった見せ方で描いてたもんな(笑)
きっと、だぶるおー作品内での劇場化おめでとうメッセージ、
「祝・これを劇場でみている君らに捧ぐ」だったんじゃないかなあとか勘ぐった(笑)

さておき、今回はTVシリーズから2年経った世界という設定。
刹那が23歳になっている!!( ゜д゜)ぉぉぉ
しかし、なんとなくTVシリーズ初期の17才のころに戻っている印象…
受け答えが単語のみだったりひとり言が多かったり。
危うささえ漂っていたTVシリーズ初期のころを思い起こさせて、
あの頃の刹那がかわいいと思っていた自分はニヤニヤでした(笑)
いや、人類の変革とかいっていわゆるニュータイプ化した自分に戸惑っている、とかいう話
だったんだけどね。その戸惑いっぷりがまたかわいいというか(言ってろ)。

かわいいといえば刹那に想いを寄せるフェルトやらルイスを守ろうとする左慈くんやら
一服の清涼剤コーラサワーくんやら(笑)、恋愛模様が皆かわいいかわいいw
なんというか、この作品は「愛情」の表現がとても丁寧というか心を砕いて描写しているようで、
そっと腰に添えられた手、髪の毛をなでる手、抱き寄せる仕草など
なんだかどれもとてもリアルな感じで、そこにスタッフのこだわりが見える気がしてます。

コーラサワーかわいいよコーラ。どこまでお約束なオトコだけどなww

今作の見所は、やはり宇宙空間での戦闘シーン!
圧倒的物量で襲い掛かってくる異星体(エルス)がスクリーンところせましと動き回り、
それらをビームやらサーベルやらで回りこみながら戦っていくMS…
なかなかに見ごたえありましたw動きの演出つけるの大変だったろうなあ。とか。
いっちばん迫力あったのは、グラハム・エーカー率いる新鋭部隊が闘う場面!
ここは今作で最もチカラをいれてたシーンだったと思いました!
作品内新型とはいえ、主人公機には劣るメカで強引なまでに突き進み圧倒するその流れ!
テンポや迫力など、はっちゃけぶりすら感じられて、とてもいい戦闘シーンになってたと思いましたw
たしかに目が追いつかなかったけどなww

目が追いつかないといえばエルスとの対話シーンで絵が映っては消えていくシーンは
目が痛くなっておいつかなかった…場面自体もよくわからなかったし(苦笑)
結局刹那(とかわいい肩乗りティエリア)はワープして異星体の母星まで行って、
対話するのに50年かかってかえってきた、ってことでいいのかな??
そこらへんの解釈がよくわからん(^-^;)宇宙空間にいきなり花が咲くのも謎(苦笑)
花は万物の癒しの象徴??そのあたりの解釈は視聴者にゆだねられたのかなぁ…うーん。

結末には若干消化不良が残りつつも、
50年後のマリナさまと刹那の再会にはなんか涙出た!
50年の「愛」を感じた。いや、個人的に刹那とマリナさまくっついてもいいと思ってたから(笑)
涙出たといえば、刹那の意識がどこかへ飛んで、
幽体離脱みたいになって戦場の色んな人たちの姿を刹那が眺めてる画面が
なんか涙出た…あれだ、石川さんの挿入歌が問答無用で泣かせたんだ(笑)ちくしょーw
うん、良い場面でしたよ。
マリナさま、TVシリーズ当初からの意思を貫き通してて…素晴らしい。

どうでもいいけど、ビリーカタギリに迫ってるあの科学者のこと
すっかりネーナかと思ったいた…けど、そういやネーナ死んでたんじゃんねえ;
声も同じだし映画終わるまでネーナだと思い込んでた(^-^;)
「やさしくしてください」ってちょwwwビリーwwwww (かわいかったけども(笑))

意外にこまごまとツッコミどころがあったのも良かったです…(笑)
アレルヤハレルヤの1人漫才とかw 最初は身体支配するだけで頭痛に苦しんでたとゆーのに
あの2人(?)すっかり仲良しになっちゃって(笑)
あと、ホントに細かいけど宇宙空間で横からぶつかってこられたら
無重力なんだからそのまま進行方向に流れて行っちゃって、受け止められないだろとww
そういうのとか、最近は宇宙ものアニメを見る時は見た目の問題だと割り切って
宇宙空間にケムリや火花が出るのまでは目をつぶってたけど、
爆発音が聞こえたのにはさすがにガクっとした(苦笑)そこら辺もリアルにしてくれると尚良かった。

まあ、全体的に見ると自分としては評価かなり高いです(^-^)
作画動画はもちろん綺麗だったし画面全体とても美しかったし。
あ、忘れちゃいけない、川井憲次さんの音楽がとてもキレイでカッコよくてぴったりでした!
盛り上げる時に邪魔にならない程度に添えられて盛り上げる、素晴らしかったですv

語り合って分かり合える…そのモチーフに異星体をもってこなくてはいけないあたり、
最近の風潮は似たようなものになってるのかなあという気も少しはしつつも、
2時間の長い尺で作り上げた作品スタッフさま方へ拍手を。
どうもありがとうございました!&お疲れ様でした(^0^)

…グラハム、あれでいなくなっちゃったのか…寂しいのぅ。
せめて刹那に名前覚えてもらって欲しかった(爆)
by katuhiro-iyama | 2010-09-29 23:03 | 映画話 | Trackback | Comments(0)


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