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まるで歌うように


部屋のPCが繋がってなくてすることがないので
ネカフェに行ってきました(・∀・)
でもネットに繋ぐわけじゃなく
何故かコミック一気読みしてきたんだけど(笑)

高屋奈月先生の「星は歌う」。
読もうかしばらく迷ってたけど先だって完結したそうなので
いい機会だと思って。
全11巻完結。

読む前から分かってたけど、
やっぱり泣けました(笑)
ワタシはどーしても、高屋先生の描きたいことに対して
敏感に反応してしまう涙腺をもってて(苦笑)、
内容を知らなくても絶対泣くと分かってたんですが、
高屋先生がこの作品で何を伝えたいんだろうと気になって…。
しばらくためらってたけど、読んで良かったです。

結論からいうと、高屋先生が描きたいテーマって一貫してるなと。
同じ作者さんですから似たテーマになるもんだと思います。
比較するのは先生も作品も喜ばないでしょうが、敢えて指摘すると
フルバで23巻かけて描いたことを11巻でまとめたのが今作じゃないかなと。
フルバと星歌の両作品を読むと高屋先生がどんなテーマに興味をもって
作品を創っておられるかがなんとなく伝わった気がします(´ω`*)

共通項がいくつかありました。
少しとろい主人公、その子をとりまく優しさ、
ぶっきらぼうで不器用な男性、時間が進んで気持ちも変化すること、
受け取った優しさを糧にしていこうという姿勢。
文字にすると陳腐かもしれませんが、そういう「カタチにならないモノ」を
作品というカタチにしようとされている先生の創作姿勢に
ワタシはすごく尊敬と共感の気持ちを感じます。
ワタシは高屋先生の作品を読むと、
自分が描きたいモノを代わりにカタチにしてもらってる感じがするので…。
おこがましいかもしれませんが。

それにしても絵柄安定してたなあ。大ゴマも多用して
読みやすくなってた。
フルバで獲得されたものを星歌で発揮されてる印象。って、えらそうでスイマセン(苦笑)

いい作品に触れられてシアワセです(*´ω`*)
by katuhiro-iyama | 2011-07-08 19:56 | 日記 | Trackback | Comments(0)


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