今になって忠臣蔵


1/2放送の新春長時間時代劇「忠臣蔵~その義その愛~」見ました。

実は年末の2週間ほどで忠臣蔵に今さら興味をもちまして(笑)
きっかけは今夜はヒストリーの特集だったんですけど、
そういえば今まで真面目に忠臣蔵見たことなかったなと思い出して。
大まかな流れは聞いたことはあっても、
物語全体の基本設定?はまだ知らなかったのです。恥ずかしながら(苦笑)

そしたらちょうど、ツテから「オススメの忠臣蔵ドラマが再放送されるよ」と
教えてもらったので、2003年に放送されたドラマの再放送を見たのです。
(テレ東の新春10時間時代劇で主演が中村吉右衛門さんでした)
それがなかなか面白くて!
歌舞伎俳優さんが主演だったからか所作が丁寧で良かったし
あと長時間だったので細かいエピソードの積み重ねがあって
すごく見応えありました!この作品でざっと忠臣蔵の主な人物と物語を
アタマにいれることができました(笑)
(関係ないけどそのドラマ、石丸謙二郎さんと てらそままさきさんが出てた!
電王の1年前にお2人共演されてたんだ~♪と1人ウハウハw)


そしたら今年の新春長時間ドラマは忠臣蔵っていうじゃないですか(笑)
これは比較して勉強するためにも見なくちゃなとw
というわけで長い前フリでしたが(笑)、今年の長時間時代劇忠臣蔵、
ネタバレ感想! アーンド 雑感を少々。









今回は主役が四十七士の1人堀部安兵衛という人で、演じるは内野聖陽氏。
大河「風林火山」で山本勘助を演じた方(世間的にはJINの龍馬役)で
去年風林火山見終わったばかりだったから印象が勘助のままでした(笑)
序盤は肝の据わった素浪人って感じだったのに、
だんだん勘助っぽく声を張った軍師タイプにみえてきたのがおもろかったですw

堀部が主人公だったので、赤穂藩お取立てになる以前の、
高田馬場の決闘という有名な?シーンから。
これ自分は知らなかったんですけど、堀部安兵衛といえばコレ、みたいに
有名エピソードらしいですねw以降、登場人物の誰もが「高田馬場の…」と言いまくりw
要は叔父さんの決闘に無関係ながらも手をだして「義」を重んじた義勇だという
評判がたった、ということなんですけども。
タイトルのように「義」と「愛」…は、まあ半分として(笑)、
武士の義とは、ということに重点をおいて表現しているドラマだったと思います。

安兵衛の妻となる"ほり"さん(堀部ほり、って…と思わず突っ込みたくなるお名前)が
ナレーションで、ほりさん目線という体裁をとっていましたが、
ほりさん本人の人柄が…こう、現代的というか(笑)、
武家の嫁っぽく1歩引くということをしなくて
ダンナである安兵衛より時に前へ出たり上手くとりなしたりする、
朗らかな奥さんで。
堀部安兵衛とはどちらかというと盟友、よきパートナーみたいな間柄のように
描かれていた印象でした。
こういう表現が現代、2012年にはウケるんだろうなあ、とか
直前まで2003年版を見ていた自分はうがった見方をしてしまいました(苦笑)
(2003年版は歌舞伎の仮名手本忠臣蔵がベースだったようなのでそんな奥様はいなかった…)

キャストとして他に大きかったのが、
四十七士の中心人物、大石蔵之助役の舘ひろし氏!声がシブイぜ。
あまりに渋すぎていっそ異彩をはなっていたかも(笑)
大石は定説では昼行灯、のらりくらりとかわすという人柄が有名のようですが
(2003年版の吉右衛門さんはそこがすごく巧みでした)
今回の舘さんはなんというか…「背筋がしっかり」しすぎていて
あまりのらりくらりな感じは薄かった…気がします(^-^;)
館さんが渋すぎてかっこ良すぎるんだー!この人絶対何かあるって思わせるんだー!(笑)
いや、マジかっこよかったですw

ええと、全体的にテンポ良く、悪くいえば端折っていた部分が多かったようでした。
でも説明が欲しいところでは会話の中で要約して解説してくれたり
(中村梅雀さんはこういう、物語と関係ない役柄で解説してくれる役が上手いなあ!)
分かりやすく言葉を改めて言い直したりしてくれて、
内容は把握しやすかったと思います。
2003年版では世間の背景とかほとんど触れなかったから赤穂浪士だけの物語になってたけど
今回は当時の江戸の世相とか庶民の心情まで降りて
(堀部安兵衛がもともと市井の人だったからかも)、
現代の我々にも理解しやすい感情論とかに落とし込んでいる印象でした。
これも、2012年なりの忠臣蔵なのかなあ…とか。

あ、今回は史実と歌舞伎(創作)の中間くらいの作り方で、
史実ではない陣太鼓が無く、雪も降らず、
でも四十七士の葛藤エピソードは立ち位置を変えつつも最低限取り込んでたり
(偵察に入った先の女性と関係した浪士が結局不参加だったり)
これこそが忠臣蔵!という重要シーンは押さえつつも
現実的な討ち入りをできるだけ表現した忠臣蔵って感じがしました。
エラソウでごめんなさい。
どっちがいいってわけじゃなくて、
このところ「史実ではこうだった」的な雑学とか話題が増えてきた世間の流れを
汲んだものだろうなあとか素人考え。

正直、序盤の堀部安兵衛とほりさんの恋愛モードは
もっと控えめにしてほしかったかなーという感じ(苦笑)
まあ、タイトルが「その愛」ですからね(^0^;) 偽りなし。
あと、2003年版に出演してらした俳優さんが数多く
役を変えて出演してらしたのが印象に残りましたw
前は大高源五だった石丸謙二郎さんが塩問屋商人とか
前は脇坂なにがしだった榎木孝明さんが四十七士の1人とか
前は吉良だった橋爪功さんが堀部弥兵衛(安兵衛の義父)とか(笑)
こないだまで見てたものと少し混乱しかかったww

総括としては可もなく不可もなく、といったところ(^-^;)
7時間の中にエピソードまとめて人物の心情も落としこんで、と
だいぶ掘り下げていた印象ですが、テンポが良すぎて気持ちがついていけなかったかも…。
流れるように見てしまった感じです(苦笑)おお~とかこれは!ってなる場面が
少なかったように思いました。
終盤の殺陣とかかなり頑張ってたと思われるのですが…残念。
でも、赤穂の殿様親しみやすそうで見ててほのぼのしたし、
史実に近づけておかしな所がないように気を使っているのも見受けられたので
相殺、ってかんじで。エラソウですいません(苦笑)

ああ…あと雑感ですが
忠臣蔵を見ておくと新選組がより身近に感じられるな、って実感しました。
吉良の首をあげて揚々と引き上げる赤穂浪士たちの姿と、
池田屋で浪士たちを捕縛して負傷しながらも引き上げる新選組隊士たちの姿が
自分の中で見事にオーバーラップしまして。
あちらは江戸で町人たちに武士の粋だと拍手喝さいの中、
こちらは京都で町人たちに無粋な輩と白い目で見られながら、の違いですが
きっと新選組の面々は心の中で
まるで自分たちは忠臣蔵赤穂浪士のようだと姿をダブらせながら
池田屋から引き上げていったのではないだろうか、って思えてしかたなかった。
(新選組のだんだら羽織は忠臣蔵を模してますしね)
そう考えると、ワタシもっと早く忠臣蔵のこと勉強しておけばよかったなあって
残念に思いました…より新選組のこと理解できてた気がして。むぅ。

今回忠臣蔵に興味もって、思いがけず新選組まで思いを馳せることができて
良かったです(^-^)
長々とすみませんでした。
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by katuhiro-iyama | 2012-01-03 23:03 | テレビ、芸能 | Trackback | Comments(0)
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