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きよもりっ! 35


平清盛35話視聴。

面白かった~!なんというか、「ぅおおお!面白えええっ!」っていう面白さ
じゃなくて、
「……くぅぅ~っ、面白いぜっ」
っていうおもしろさ。
唸らされる、というのかな。脳みそがピクピク刺激される面白さです(謎)。

今回は久々に?頼盛が中心に。
思えば清盛にいちばん近い兄弟でしたね。
大宰大弐になって出世か?と思ったけど、参議=公家にはなってないと。
(その辺りまた時忠がネタにして掻き回そうとしてるけど(苦笑))
そこを藤原一門や後白河に敵対する以仁王がわに突かれて取り込まれて
平家に敵対する立場に……なろうとして参議の座を下ろされる。
……このくだり、まるで家盛の時のようで、見ててすごくハラハラしました(><)
しかも、「とんでもないことをしでかす兄を持った弟の務め…」みたいなセリフ!
忠正叔父さん降臨されたかと思いました(爆)
あわわ~…歴史は繰り返す、のか。それとも人間の思惑はそういうふうにできている、のか。
何にせよ、そうやって過去を思い起こさせるセリフをいれてくる
この脚本がすごいと思います。

回想が多めなのは前回に引き続いての視聴者サービス?
あと、なにかにつけ盛国がちらちら映る(カットイン)するのは意図的なものを感じましたw
清盛相手に「そんな殿を見ているとゾクゾクいたします」なんていって
ニヤリと笑えるのは盛国だけー!(萌)
思えばこの2人も漁師時代からだから相当長いよね。40年くらい?

福原(=神戸)への引越しも清盛自身が手がけたり、
博多を持ってくるぞっていってウサギ丸を喜ばせたりv
清盛入道大活躍ですねw
てか、剃髪シーン良かったですね!
ツイッター情報でネタバレ聞いてたんですが
カミソリ持ってた人が緊張して3度NGを出したとか。
まだ剃ったばかりでつるつる真っ白な清盛の後ろ頭が
なんだか微笑ましかったです(笑)
しかしよく似合うな~。後白河もお世辞じゃなく似合うって言ってたかもw
しばらく松ケンさんは人前に出る時はカツラでしょうか…(余計なお世話)

清盛の「平家の都」構想、率直にすごいなあと思いました。
朝廷の政というしがらみをすでに乗り越えている。
乗り越えて、ではどうするかという具体的構想もすでに持っている。
朝廷を差し置いて自分で新しい政のカタチ、実像を作り上げて、
成功したところでどーだ!と朝廷、国(国民、ですよねつまり)に突きつけたい、と。
すげえなあ。いち個人でここまで「国のありよう」を考えていたのは単純にスゴイ。
ただ、それは「朝廷をないがしろにする」とも取れるわけで。
平清盛を悪人扱いするのも分かる気がするなあ、とかね。色々。思いました。

今回は演出の渡辺一貴氏の映像作りが気になりました~
盛国のカットインとか(笑)、左向きの頼盛に重ねるように右向きの清盛の絵を被せたり。
映像の「見せ方」にこだわりというか明確な意思を感じられるようでした。

政子ちゃん!典型的なおてんばキャラ!マンガみてえw
この子のキレイな目が気になりますv
by katuhiro-iyama | 2012-09-09 22:26 | きよもりっ | Trackback | Comments(0)


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