人気ブログランキング | 話題のタグを見る

きよもりっ!46


平清盛46話視聴。

…いやービックリしました。
まさか清盛が「助けてくれ」と言うとは。
すごかったですね、まるで気がふれたかのような清盛の混迷っぷり。
高笑いしたと思ったら室内を何かを求めるようにうろうろ歩き回って。
ついには、「ワシに逆らったものは皆 死罪じゃー」発言。
そしてあんなに可愛がって(寵愛していた)仏御前が怯えて逃げ出したのにカッときたか
「殺せ!」と命令。けれどもその瞬間、
 ま さ か お 母 さ ん の 姿 が 見 え る と は !
ここ、すごくビックリしました~。と同時に、清盛が明確に
自身が白河法皇化してることを自覚したのではないかと。
それで「……助けてくれ」ですもん。思わず画面に向かって聞き返してしまった(爆)

直後、源頼朝の挙兵の報が入り、清盛は自らの宋剣を抱えて
立ち上がるわけですが……
剣を探すような素振りの時に、手をかざして目をすがめて、
まるで頼朝がすぐそばに迫っているような、眩しそうな表情をしましたよね。ね?
あの時、清盛の目には自分を目指してやってくる頼朝が見えてたと思います。
そして清盛の目に生気が戻った。昔の、無頼の高平太の目になっていると感じました…!
今までちゃんと高平太は清盛の中にいたのだなあ…。

このラスト15分の流れ、松ケンさんの演技、本当にすごかったです。凄まじかった。
個人的に思うんですが、どこか途中から目的がすりかわっちゃったんじゃないかなあ。
「武士の世」という言葉、意識だけが清盛の中でひとり歩きしはじめて、
貿易の町を造るには資金が必要、一門の繁栄が必要、とまい進していたら
お金や一門という事柄だけが重要になってきちゃって、
目的のための資金や武力だったのにそっちが目的になっちゃったのかな、って。
そしたら清盛の中に流れている「もののけの血」=白河法皇の血が
徐々に清盛を蝕んでいって、清盛を暗闇に捕らえてしまったんじゃないかなって…
思いました。うーん、我ながら厨二病くさい考察(笑)

ともかくも、過去に助けた頼朝が、清盛を助けたことになったわけで。
(挙兵の報を聞いた直後からのBGM、希望を感じさせるアクアタルカスでした…)
こんなふうに巡り巡ってくる展開になろうとは…!うぬぬ。素晴らしい(><)

以仁王の反乱はけっこうあっさりと収束(苦笑)
頼政どのがどう謀反するのかなーと思ったら、
遷都の計画を知ってついてけないと悟った感じでしたね。
(清盛の遷都も強引すぎ…そりゃとうとう一門からも反対意見が出るわなって(´ω`;))
だけど西行がついに清盛へ「これが目指す武士の世なのか?」って直接言ってくれて
ちょっと胸のつかえが取れました(苦笑)作中誰も言ってくれなかったので……。
そうやって言えるのが40年来?の友人、ってのがまたありそうでいいですよね~。
昔の仲間が集まって酒の席かなにかで「お前あの時ああ言ってたよな~w」って
突付き合う感じ(笑)まさかあの学生時代な頃の回想が出るとは思わなかった…w
(よしとも・甲子園を目指す野球部部長、西行・モテモテ生徒会長、
清盛・不良の御曹司、と見えたあの頃(笑))

ああ~放送も残り4回(><) 残念……残念だ。
だけどどんな結末になるのかはすごく見たい(笑)ので、必死でついていきます!
by katuhiro-iyama | 2012-11-26 22:12 | きよもりっ | Trackback | Comments(0)


<< チープシートかどうか レーザー光線 >>