聖闘士星矢オメガ51話! 続けて2期放送が決定しているので第1部の終了というところでしょうか。 まずは謝らねばなりません。前回感想文で "51話は馬越作監ではないっぽい"と書きましたがすいません間違いでしたっ! キャラデ・馬越嘉彦氏完全作監っ!うわ~いやった~!ヽ(^0^)ノ そして原画陣に驚きの高谷浩利氏、長濱博史氏のお名前がっっ!!w 高谷氏は昔マイトガインとか勇者シリーズをがっつり手がけておられた方。 長濱氏はウテナのコンセプトデザインとか、アニメ「蟲師」の監督をされていた方です! (おそらく馬越氏とは蟲師つながりかとv) 原画にこんな大層な面々がおられるうえに、作監が馬越氏ときちゃ、 期待しないほうがおかしいってもんでしょ!ww 個人的に今回ストーリー展開うんぬんより「原画はどなたが描いたのか」が 気になりまくりでした…(笑) (なので、この作画の素晴らしさを伝えたいとシャッターきりまくってたら 今回だけで25枚も撮影してました…自分キモイ。) 脚本は吉田玲子さん、演出はシリーズディレクターの畑野森生氏、作監馬越氏という このメンツでは27話ぶりという最強布陣。 そして1年続いた「オメガ」の話をまずはいったんどう畳むかで 注目の51話です。 OP映像が差し替えられてて「前回までのあらすじ」になってた! OP曲に併せてこれまで印象的なあの場面この場面がテンポよく編集されてましたv (やはり馬越氏作画回から中心に編集されている……黄金聖闘士は潔くカット) 前回の引き…アプスと対峙するコウガくんのきりりとした表情から本編だぜ!w (画像多くてめっちゃ長文と思いますのでお気をつけくだしあ(苦笑)) 全ての生まれと滅びを支配する闇の神。」 アテナの世界は終わりだ。」 アプスの自己紹介もそこそこに、アテナはどこだと息巻くコウガ。 けれどチカラの差は圧倒的。吹っ飛ばされて跳ね返った地べたの水にまで攻撃されます。 (真っ暗闇の足元にはほのかに水が流れている描写。 もともと「アプス」はどこかの創世神話で淡水を司る神とされてるそうで) お前は闇の申し子、光を捨てよとアプスから強烈な闇を注がれつつも 光を失わないコウガ。 真っ暗闇に1人ぽつんととり残される(ここのカット良かった~孤独感が強烈だった) けど、「世界の苦しみが沙織さんのせいだって?……違う!」 沙織さん目ヂカラがあってキレイ~v赤子コウガもまるいです(笑)) コウガ「闇から助けてみせる!このオレが!」いいぞ主人公! いつのまにかアプス目の前から居ないけどな!(爆) 同じくエデン。 暗闇を駆け抜けた先に岩で出来たトビラが。その向こうからほのかなアテナの光を感じて コウガが岩をぶちやぶると、 闇色の階段が果てしなくつづく広間? 見上げると宙吊りにされた沙織! (ツタみたいなので絡められてたけど、もっとセクシ~にして欲しかったw) 待ち受けていたアプスと真剣勝負。めっっちゃ動きが良かった!(^0^) (ビームみたいなんを見据えつつくるりくるりと身体をひねって 画面左→右→手前→左へ場所移動しながら避けていく動き!小さい動画お見事) ペガサス流星拳で反撃するも、さらに反撃をくらうコウガ。 そのスキにアプスが沙織を攻撃する。いわく、「この世界を返せ」だそうですが。 闇を注がれて苦しむ沙織……「待て!オレの拳はまだ光をなくしていない!!」 アテナを救え、光を守れと…!」 高まるコウガの小宇宙。弓を引き絞るようにすっ飛んで一撃! かろうじてアプスの頬を掠めたせいか、 「神に逆らう愚か者が!」と突き出したコウガの右腕を逆に掴まれてしまう。 掴んだアプスの手から毒々しいエネルギーみたいなんを注がれ、 コウガの右腕が……! 悲鳴を上げて闇の階段を転がり落ち、かろうじて左腕1本で階段のフチを掴むコウガ。 光を捨てるならば助けてやろう、ひざまづけ、と 優位に立った悪役が言いそうなことを言い出すアプス。 苦しみながらもコウガはこれしきの痛み、仲間を傷つけたことに比べれば、と。 どうやらアプスに乗っ取られてた時に意識はどこかにあったらしくて ソウマたちを殴った痛みを覚えているそうですよ。 「だが、オレは痛みから逃げない…!この痛みを背負って生きていく……!」 アプスにしてみれば慈悲をかけたのに生意気なクチばっかきくガキんちょですよね。 片腕で支えるコウガにがっすがす攻撃しかけてコウガ悲鳴ばっかり(痛そう)。 何度やられても諦めない、くじけないコウガくん。 「オレは……!オレは、お前をぶったおす……!!」 闇の中爆発するコウガの小宇宙。それを火星の地表で青銅たちも見ていました。 青銅たちの小宇宙が立ち上り、光の球となってコウガの下へ届く。 左腕1本で縁からよじのぼったコウガの周りに浮かんで、 「皆の小宇宙、受け取ったぜ!!」(ここからBGMはペガサス幻想feat.しょこたん!熱い!w) 皆の小宇宙をボロボロの右腕に乗せて、 黄金に輝くペガサス流星拳!! (ここのカットから手がけた人が違うと感じた。背景も真っ黒からどろどろしたグレーへ) アプスをぼっこぼこにしたはずみで沙織さんの戒めが解け、落下。 コウガの姿がペガサスのイメージになって沙織さんを抱えるカット、星矢みたいだったw 闇を抜けていくコウガたち。追いかけるアプス。 なんか闇が崩れていくのと同じくアプス自身の姿も崩れていく感じ… (昆虫みたいな顔になってにょろーんと伸びていく様が妖怪ものアニメみたいだった) 途中沙織が捕まりそうになるけど、寸手でコウガが助ける場面もあり、 すごくテンポがよくて緊迫感あるシーンでした。 かろうじて火星の地表付近に逃げてきたコウガたち。 (地表でカタカタ動くアリアの杖のカットが印象的に挿入される) 仲間が待ってるから沙織さんは先に、と ぽん、と肩に手を添えて送り出すコウガの姿がなんと立派になったことか!(感涙) もちろん手の動きの作画もめっちゃよかったです! そのまますごい勢いで反転して(この作画もほんとすごかったんだって~) アプスと最終対決!! 「アプス!たとえお前が生んだ世界でも、もう今はオレたちが住む世界だ! オレたちは女神とともに未来を切り拓いてみせる! オレたちは闇の中に生きているからこそ自分の光を輝かせるんだ! それがオレたちの生きる証なんだ!!」 もうすっかりカタチが崩れたアプスが触手?を伸ばしてコウガを攻撃しようとした瞬間、 コウガの目の前にアリアの杖のカケラ(杖のアタマの部分)が登場! 割れて光が放出され、闇だったはずが真っ白い光に満ちていく……! この絵がアニメーションになってるの!動くの! 渾身のえんぴつ書きの絵が動いてグーパンチでぼっこぼこに殴ってんの! ほんとすごいよ!すごすぎるよ馬越氏!参りましたよ……!!) ※線が本当に躍動しているというか、すごいので見ていただきたくて クリックすると最大サイズになるように設定しときました。ぜひぜひ※ 光のチカラの後押しで、コウガのパンチはアプスを消滅させました。 闇がはじけ、急速に地球に小宇宙が戻っていきます。 (はいはい、ごちそうさま~wちょっと嬉しかったっすw) 星矢「この星は危険だ……」←って、どうやって戻るんですか星矢さん(爆) (リターンのくだりは尺の都合でカットされたとみた……) 同じ時、コウガは天の川みたいな光の帯に漂っていました。 そっ、と添えられる手の感触。 目を開けると。 (なんだよこの渾身の作画……馬越氏の情念を見た) 「コウガ……世界を救ってくれて、ありがとう」 たまらず抱きしめるコウガにも萌えた……アリア見て感情が一気に溢れた感じ。 「ありがとう……コウガ……」 そう言葉を残してアリアはゆっくりと消えていきました…… 彼女が消えると同時?に、火星と地球との空間でぱあっと光がはじけ、 地球全体に光のシャワーが降り注ぎます。 いつの間にか地上に戻っていた青銅たちの魔障が消え、 戦いに敗れた者の傷を癒していきます。 (マルスの仮面が消え、横たわったソニアにも光が当たっていた描写) しかし肝心のコウガの姿が見えない。不安そうなユナさん。 ふっと流星が落ちた気がしてそちらに目をやると…… 第1部・了 ……いや~。終わりました。まずは1つ突っ込ませてほしい。 一輝兄さんはどうしたっっ!?(爆) OPに出てたやないかい(涙目) いつ出るか今出るか楽しみにしてたのに……のに……えぐえぐ。 旧青銅は全員出たと思ったら大間違いやからな。にーさんまだ居るからな(泣) 一輝にーさーん、かむばーーっく!!(>д<) あのですね、51話に関しては本当にワタシ、馬越作監しか見てません(笑) 特にあの真っ白画面に線画だけ、というのはド肝抜かれすぎて呆気にとられましたw 手抜きといわれるぎりぎり1歩手前のライン……と思った(苦笑) そのくらいすごすぎて革新的すぎました。 今の東映ってセル画じゃなくてオールCGと聞いてるんですが 手書きの線をどうやってアニメーションとして動かすんでしょうか……どういう技術なの?(汗) ペガサス流星拳を打つ時の動作バンクでも右手だけ手書きになってたし 真っ黒にこげた腕を表現した線画もCG絵の中に手書き線加えた絵だったし…… アニメ映像の技術革新ってすごい。参った。 そういうすごい手法を使ってでも手書きの線で書き込んで動かした馬越氏の 執念というか、渾身の仕事を目の当たりにした気がします…! (大画面テレビで見てたら、キャラの線の「躍動感」みたいなのが 随所に感じられた素晴らしい絵だった…。しかし普通のアニメ視聴者さんに 「作画のこの線が!この線に作画スタッフの思い入れが!」とか言っても きっとドン引きされるだけだろうなあ……(泣)キモくてすいません) やー51話に関しては作画のホメ言葉しか出てこねーや(笑) その他、全体の感想としてはまた後日改めて。 さすがに今回は長すぎたよ……ほんといつもスミマセン(泣)
by katuhiro-iyama
| 2013-04-04 00:31
| 星矢オメガ
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