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マクラーレン危機


前回の記事から時間が経って、錯綜していた情報が落ち着いたもよう。
正確な処分についてはコチラ↓

マクラーレン、今年のポイントを剥奪&1億ドル罰金

こちらも。

どうやらドライバーにはおとがめなかったようです。
ドライバーチャンピオンシップにはポイントが加算されるとですが、
マクラーレンチームとしてのポイント(コンストラクターズ選手権)には
今年の残りレースでポイントを獲得しても加算されない。
しかも今年これまで獲得してきたポイントも没収、と、
そういうわけのようです。
1億ドルっつーのもな…およそ114~5億円!(爆) す、すげー(汗)
(そんな金額あるんやったらSAF1チームに寄付してやって…(苦笑))

で。







もともとどういう事件でこういう処分が下されたかというと。(^-^;)
今までニュースは見聞きしててもあえて記事にはせずスルーしてきたんで(苦笑)、
ぱっと要点だけかいつまんでおきます。

●マクラーレンチームの一部クルーが、
 フェラーリから機密資料を受け取ったのではという噂発生(クルー停職処分)

●どうやらフェラーリチームに不満をもっていたナイジェル・ステップニーという
 技術部門のえらい人が(故意に?)漏らしたらしい。

●FIA(F1ほか世界規模のモタスポを統括する団体)が調査開始。これが7月。

調査結果。「マクラーレンはフェラーリの機密資料を持っていたが
 利用していたという証拠はなかった。よって処分なし」。

●今月に入って一転。
 FIAが「機密資料受け渡しについて重要な証拠を入手。再調査。」と発表。
 クルーのみならず、ドライバーたちにも証拠提出を要求。

●これら証拠に基づき、9/13にマクラーレンの意見を聞く公聴会が開かれる。

この公聴会での話し合い、議論の結果として
マクラーレンはフェラーリの技術機密をつかって自チームマシンに利用したと判断され、
モータースポーツにおける規則違反を犯した罪により罰せられた、

という流れとなるようです。

第一報に出た2008年についてですが、
どうやら執行猶予扱い?のようで、また年末に審議があるらしいんで
そこで来年度のマシンにも機密の流用などがみられるとするならば、
2008年のレース参加権利剥奪という罰則もあり得る、
という事だったらしい(´・ω・`)

…あー、なんというかですね…
今年の残りレースつまんなくなっちゃうな、
てのが正直な感想です。水をさされた。
マクラーレンのポイントがなくなるとフェラーリが1位で
そしてBMWザウバーが2位になるわけですが、
そんな理由で2位になっても興をそがれるわけです。つまんない。
やっぱり、正々堂々とコースの上でやりあって戦って、
それで自信を持って表彰台に並び立って欲しいわけです。FANとしては。

それに、残り4戦、仮にアロンソやハミルトンが勝ったとしても
チームとして戦ってるわけじゃないからモチベーションがどうなるってハナシだし、
なによりアロントとハミルトンを走らせてるのは一体ドコのダレだ、って話になって
よくわからないオカシイ状況になっちゃうと思うんだよね…
ほんと、困ったもんです。どーなっちゃうやら(´・д・`;)
by katuhiro-iyama | 2007-09-15 00:12 | F1話 | Trackback | Comments(0)


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