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だいさんごくし


地元美術館で開催されてる「大三国志展」観に行きました。

入り口の等身大孔明立像(!)にちょっとビビりつつも(笑)、
けっこう中国の国家一級文物(国宝ですな)の品々が多くて
貴重な展示物が豊富でした^^ 
実は案外、後漢や呉の時代のものが多く残ってるんですね。
(あちらのことだから話75%くらいで聞きましたけど(苦笑))
出土したのがそんなに昔じゃなかったりして保存状態も悪くなかったです。
戦争の資料とかが多かったりして、わずかなりとでも
当時の状況を想像してみたり。やじりとか。刀剣とか!

当時の品でこれはと思ったのが、呉の武将・朱然の墓から実際に出土した名刺。
もちろん紙じゃなくて木片でしたが文字がはっきりクリアに読めるほどの状態の良さ。
「朱然です。遊びにきました。おかげんいかがですか」ってカンジの文だった(笑)
あの頃の風習というか、慣わしとか人付きあいとかが
なんとなくしのばれるような、貴重な品だと思いました(*^-^*)

主に演義ベースの展示でしたが(当然か)、
三国時代そのものの品よりも、後世に残る品々から
あの頃を人々がどのように捉えていたのか、いかに身近に感じられていたのか、を
伝える展示の方が多くて、やっぱり目線が後代になってしまうのは
致し方ないことかな。1800年以上経つしねえ(苦笑)
あ、でも劉備が命じて作らせたという銅銭とか
当時の貴族層が身に付けていたというアクセサリーとかは
直接時を越えて目にできる品だったので、想像が拡がりましたね^^

他にも魏呉蜀の流れを大まかにまとめたオリジナル映像上映とか
川本喜八郎氏製作の孔明人形(!)とか
横山光輝三国志のナマ原稿(!!)とか
それなりに見所は多かったです。♪
何故か展示場の外にバンダイの三国志モチーフガンダムプラモが並んでたのは
ナゾだったけど…(笑)(イヤ、立派なジオラマでかっちょよかったですよ(笑))

地方にいながらにして中国国宝が見られる機会はそうそうないと思ったので
観に行って良かったデス(^0^)
by katuhiro-iyama | 2008-11-08 22:38 | 日記 | Trackback | Comments(0)


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