form コクリコ in 横浜


「コクリコ坂から」も見に行ってきました!ええ、ハリポタと2本立てですw
ジブリ作品ならではの作画を見たくて、
事前の情報もあまり入れず、素直に見てきたつもりです。
では、ネタバレ感想~。








宮崎吾朗監督は、「耳をすませば」を作りたかったのかなあ。

…と、率直に思ってしまった作品でした(笑)
企画や原案は宮崎駿監督だそうですが、
たしか吾朗監督は「耳すま」がイチバン好きなジブリ作品だと
聞いたことがあるので。
それでなくても、「コクリコ坂」作中けっこう耳すまを彷彿とさせる
シーンとかがありました。
自転車の2人乗りとか女の子から告白したりとかね。

舞台背景は1963年。作中に東京オリンピックのポスターが出てきますので
高度経済成長まっただなかの日本(特に横浜)というのが分かります。
TVは無いです。お食事はみんな揃ってから、年長者の掛け声でいただきます。
背景とかね~使ってる家電とかね~。昔の日本!だったw
信号機に緑と白斜線の板がついてるのも懐かしかったし
カレンダーの5月4日が祝日じゃない、ってのも懐かしかった(笑)

あの脱水がローラーになってる洗濯機とかガリ版刷りの道具とか、
実際見たことないけど知識で知ってる、って道具が
アニメの中の人物がごくふつーに使ってて、そこがすごかったです。
だって知らないと作画できないから。
若いスタッフさんは使い方知らないでしょ…実際古い道具触らせたのかな?
当時を知ってる人でないと分からない知識をもって描く、
ということを認識して見ないと引っかからないくらい、
ごくごく自然に描かれてました。すごかった。

あと当時の高校生たちの熱さ!アツイねw
「~であります」とか「ねばならない」とか「~であーる!」とかいう語尾で
演説する学生たち、に当時の空気感が感じられてすごく面白かったですw
学生紛争とか書籍の中での知識でしか知らないけど、
ああいう雰囲気だったのかな~って思ったり。
全員で肩組んで合唱したりね(笑)昔の日本だなあw
しかし、いつの時代も文化部室棟は汚くてアツイねww
あとヘンな人多いねww分かる分かるww
男ばっかり、というのも画面に映る荷物の無造作っぷりでよく伝わりましたw
あれは女子入らんわww
でもあの建物を残そう、って活動してるのかと思ったのに
新しい部室棟建設で手をうつんだ…高校生の情熱だなあw

港そばの狭い2階建ての家屋とかお肉屋さんとか3輪トラックとか
戦後すぐの日本の雰囲気が伝わってきました。
東京は東京でビルが建って風景が全然ちがったりね。
その中を横浜の高校生が歩いている…というのもちょっと背徳感のような
ドキドキがあったりして懐かしいカンジでした。
自分は実際の当時を知らないのにねw

そんな感じでこの映画、昭和30年生まれ以上の人たちが見ると
もんのすごくノスタルジックに浸れるんじゃないかなーと思いましたw
30代の自分がギリギリ分かる範囲の時代背景なので、
50~60代くらいの人が見るともっと浸って見られそうだなと。
(自分の両親がドンピシャなくらいかな…)
アニメということでファミリー層の路線狙ってるかもしれないけど
これは大人向けですね。子どもが見ても多分面白くないだろうと思う(笑)
派手な動きの事件とかもないし…人間ドラマがメイン。
戦争が残した影もありつつ…。

それにしても個人的に、吾朗監督とは「音」の感覚が合わないかも…と思いました(苦笑)
敢えてそうしているようですが、少し深刻めなシーンに
ズンチャズンチャする音楽入れてたり
冒頭の海ちゃんが朝支度するシーンに朝ごはんの歌入れてたり、
なんとなーく、「そこで使うのはその音じゃないのでは?」という感覚が
見てる間ずっと拭い去れなかったのです;
もっとも顕著だったのが「上を向いて歩こう」を使用するシーンだったのですが、
キャッチコピーにもなってることだし、もっとドラマチックな、
画面とシンクロする使い方にしたほうがいいんじゃないかと思いました(苦笑)
ふつーに買い物行くシーンとかに使ってるし…。
それか、クライマックスに使うとかさあ。
なんか「そこで使うの?」みたいな場面で挿入してたので
正直拍子抜けしました(苦笑)そこは期待をはずさないで欲しかったかなー。
(「ゲド」の時はそんなにBGM気にならなかったのにな~。)

配役はまたかなり豪華で(笑)
ゲドからの岡田准一氏や手島葵嬢、吹雪ジュンさんに加えて、
石田ゆり子さんとか内藤剛志氏とか香川照之氏とか
このあたりはもうすっかり「ジブリファミリー」になった感のある方達中心でした。
豪華だわ~w 大森南朋氏は初出演でしたが、寡黙なお父さん像にぴったりでした♪
(しかし、ポニョくらいから全スタッフを一律五十音順に並べてクレジットするのは
いまだに慣れないなあ…空ちゃんの声結局誰だか分からんかったもん(苦笑))

全体的に落ち着いてて、地に足ついた雰囲気の作品だったと思います。
近藤勝也氏のシンプルなキャラデでさくっと動きつつ、
ちょっとした表情、目線で心情を表してたり動作でキャラの特徴だしてたり
(海ちゃんは歩くのが早い子なんだねえ)して、
画面から伝わる情報量が割りと多かったので、飽きずに見られました。
…まあ、ジブリということで派手な立ち回りや大きな事件などを期待して
視聴したい人たちには、退屈に感じられるかもしれません…(苦笑)

大人2,3人でまったりと見に行くのがイチバン楽しめるかも。
あ、デート鑑賞には向いてませんw 見ても感想言い合うの難しそう…w
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by katuhiro-iyama | 2011-07-27 23:58 | 映画話 | Trackback | Comments(0)
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