遅ればせながら、劇場版「マクロスプラス」を今回初めて観た。
これ監督=渡辺信一郎氏、脚本=宮本信子女史、音楽=菅野よう子女史の いわゆるビバップトリオ作品だったとやね~! 知らんかった。音楽は菅野さんだってのは知ってたけど。 作画に逢坂浩司さんとか青野厚司さんとか土器手司氏とか そうそうたるメンツが揃ってるし(!) 10年も前の作品とは思えなかった…CGの使い方もおいら好み。 絵コンテ、演出に摩砂雪氏や樋口真嗣氏のガイナックス関係者が入ってるんで 作画やカット割や影のつけ方とかにガイナックスのニオイがぷんぷんしてたのが印象的だった…。 ガイナックスとBONESの合体作といった感じかなあ。 でもマクロスであろうとしていた姿勢がおもろかった。 あの、メインの男性キャラ2人が空中ドッグファイトをしながら クチ喧嘩するんだけど、これってオトコのロマンなんでせうか(爆) いや~、なんかその後空中に居ながらも笑いあってスッキリしてたもんで あ~これは殴り合いのケンカして最後に夕陽に向かって笑いあう青春モノなのかあ、 と納得したんだけど、ま、間違ってる…?(爆) 後で責任を取らされたであろう大佐が大口叩いてた分お気の毒です(苦笑) (加えてその喧嘩を後部座席で付き合わされて気絶してた整備のヒト(笑)) いや~結構単純な物語構造してて楽しめました(笑) あの、戦闘機による空中ドッグファイトって劇場版ビバップでもやってたんで 渡辺信一郎監督にとってお好きな要素なんだろうなあって思った。 マクロスの枠内だったんでできなかったこととかあったのをビバップで昇華したのかなあとか余計なお節介。 あ、ちゃんと板野サーカスは見事に表現されてたのでアッパレ。 あれは見ててスカッとするよな~♪ 渡辺監督の手腕がいかんなく発揮されてた良作だと思ったです。 作画もすごく丁寧で特に手の表現が綺麗だし。見て損なし。 ただ、これ本ストーリーのOVA版と時系列入れ替えたりセリフ変更があったりして 別作品になってると聞いたので、OVA版も見たくなった罠。あうち。 …いかん、今石塚運昇氏の声を聞くとジパングの滝思い出してまう…(爆)
by katuhiro-iyama
| 2005-04-14 23:58
| アニメ感想
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