突発的に予定が空いて時間ができたので、これさいわいとばかりに 九州国立博物館でおこなわれている「戦国大名展」に行ってきました!(^0^) おとといから始まったばかりなので自分でも最速鑑賞かと思われます(笑) 平日の、開館すぐに入ったので人出が少なくラッキーでしたwたっぷり2時間堪能しましたv 展示内容としては戦国時代における九州の立ち位置、特に武将の活躍ぶりを中心に 鎧カタナはもちろん、調度品や書物、屏風などで紹介するというものでした。 基本的に九州で戦国時代なにが起こっていたかということを知っていたほうが より深く楽しめる内容だったような感じでしたが、 個人的にはもうちょっとボリュームあると尚良かったなあという印象でした(*'ω'*) いやいや、それでも国宝、重要文化財多数展示されていて見応えは十分! まず印象に残ったのが耳川合戦の屏風絵。 以前に自分も訪れた日向国・高城での大きな合戦の様子が大迫力の屏風に描かれており、 これがまた絵に躍動感があるというか、かなり緻密に記されていたのですごく興味深かったです。 河を渡る戦場なのですが、水しぶきがちゃんと白の絵の具を飛ばして描かれていて、 現代に通じる画法だなあと感心しきりでした。目を奪われましたよ。 それに屏風つながりで「諸将旗図屏風」ってのがあったんですが、 屏風見開きいっぱいに主な戦国諸将の家紋と馬印、旗指物が細か~く描かれていたんですよ。 解説によると、当時の武将はこういった屏風絵を見て各国武将の目印を覚えていたんだとか。 いわゆる教科書ですよねw屏風教科書(笑) 自分も食い入るように見つめちゃいましたがかなり資料的に価値がありそうな感じでした。 地元の秋月家も書かれてたよ~すごく小さな家系なのに面白い。 毛利家ゆかりの絵師による巨大な襖絵も大迫力でした。梅とカラスのシンプルな絵なの。 近くでみるとどこがいいの?って感じでしたが少し離れたところから見ると 陰影がうっすらと見えるように描かれているのがわかって、めっちゃ感心しました。凄い。 肖像画も本物が多数展示されててよかったです。龍造寺隆信はほんとに熊みたい(笑) 加藤清正が豊臣ゆかりというだけで神格化のシンボルマーク満載で描かれてたのも 面白かったです。(カーテンみたいな布が肖像画に描かれていると神格化のしるしなんだって) もちろん鎧や刀も充実してましたよ!個人的おめあての立花宗茂が着用していたという鎧、 胴回りがしっかり膨らんでて、どうやら体格が良かったらしいと解説に書いてありました。 そうかー宗茂でかかったのかあ。優男のイメージだった(笑) 刀剣は最近注目されていますが(笑)、国宝が2つもありました! 立花家の宝刀と伝わっている名刀・吉光は小太刀でこぶりながらも切っ先鋭く、 刀剣に詳しくない自分でもこれは立派な品物だと分かるくらいの存在感でした。 それから、足利義昭から島津義久に下賜された康次という銘の刀も 刃紋が大胆で力強く、これも名刀だなあと感心しきり。 これはこしらえ(鞘の部分)がものすごーく凝ってて、あちこちに島津の家紋の意匠が つけられてて、どんだけ島津推しやねんって突っ込みたくなりました(笑) (足利が島津を味方に引き入れたいための懐柔策で与えた刀だったようで納得(笑)) 他には象牙で作られた馬具だったり武将のメモ書きだったり(重要文化財だけどね(笑))、 朝鮮からの国書を偽装した書面まで展示されてましたw 本物のニセ国書です(笑)ややこしいw (ニセ国書、今は宮内庁所蔵品…宮内庁がなぜ偽物を保管してるのw) 歴史上重要な品が次々と見られたので本当に興味深かったです^^ もっと色々語りたいところでしたが一通り見たのでこれにて!(笑) いやーいい目の保養になりました^^リフレッシュできたし、満足まんぞく。 今度は夏の「大関ヶ原展」行くぞ~!おう!ww そんなところで。
by katuhiro-iyama
| 2015-04-23 23:30
| 日記
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