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47・48話


鉄血のオルフェンズ47・48(#22、23)話視聴。2話まとめて……。

火星に追い詰められた格好になったマクギリス&鉄華団ですが
火星支部の統制部長はマクギリスの推挙があってゆえの今の地位ですので
温情をかけられてスルーしてもらい、火星に降りられることになりました。
火星支部長……典型的なモブ顔なのにやるじゃん……(笑)
しかし、マクギリスの過去を養父から暴かれており、もう彼の出生の秘密が
公然とバレてしまっているとの衝撃発言もあり(この辺もうちょっとショックを受けても
よかろうマッキーよ……どこまで平然としていられるのだ;)、
マクギリスの地位も信用も失墜、ギャラルホルンはすっかり情報統制を敷き
マッキーを逆賊の徒、鉄華団をその協力をした武装集団、という位置づけにしてしまいました。
鉄華団はすっかり犯罪者。あーまあね、そういうことになるだろうね……(汗)

さすがの鉄華団もここまで追いつめられれば冷静になりますわね(苦笑)
マッキーとガンダムバエルをギャラル側へ突っ返そうとかいう話し合いまで出てきます(笑)
一応、オルガ的には火星の王の立場をマッキーに約束されたゆえの「義理」とか「筋」とか
仁義的なものは通したいところですが、
ギャラルホルンの大艦隊に追い詰められたとあってはもうその「筋」も無くなったと考えるかなと(苦笑)
マッキー、あんたすっかり孤立無援やで……鉄華団の中からもあいつヤバイとか言われてるし(爆)

鉄華団が犯罪の加担者という報道がされたことで、小企業として活躍していた時の関係企業とかも
次々鉄華団と手を切ってきます。このへん描写が現実的でしたね;
みるみるお金がなくなって、身動きとれない状況に。クーさんだけは手を貸しますと言ってくれましたが
むしろ火に油状態なんでしょう、ここでオルガがビックリ発言を。
「鉄華団を出ていきたい奴は出てってくれてかまわない。」
……これ、1期の23話あたりだったか、ビスケット死去後の士気を鼓舞するオルガの演説と
対になるような内容でした。もう金はない、ここまでよく尽してくれた、って。ちょっとおどろいた。
おおかたの団員は団長についてくぜって言ってくれたけど、
ザックくんだけははっきり言いきった。「お前らアタマあるのに頭使え!このままじゃおだぶつ、バッドエンドだ!」
これね、勇気ある発言だと思ったし、その後ザックんは仲のいいディンくんにだけ
「鉄華団の奴らアタマ悪ぃけど気のいい奴らばっかりで、なのに不幸になるのが目に見えてよぅ……」って
1人悔しがってくれてたんですよね。めっちゃいい子だ……。
多少の知識と教養とそれを合理的に思考できる頭脳があれば今の状況が絶望的だって分かるし、
それを熱心に伝えてくれてたんですけど、ザックん。
伝わらないもどかしさ、伝えてもどうにもならない他の孤児たちの環境。
それらを思って涙してくれるザックん。視聴者の代弁をしてくれたようで感激しました……。
ザックん、このまま優しい男に成長しておくれ……君の感情や思いはきっとクーさんと共有できそうだ……。

それにしても個人的にビックリというかあちゃー;と思ったのが、
本編の台詞のなかではっきりと、「三日月の子どもができたかもしれない」と明言された件です(汗)
あー……うん、たぶんヤっちゃったんだろうなあとは思ってたけども、
その辺もうちょっと妄想させてほしかったというか、秘め事にしておいて欲しかった……(;_:)
(個人的な妄想を公式で暴露されたみたいでいたたまれないっす(血涙))
そんでその辺、ミカが相変わらずナチュラルストレーートに「クーデリアが子ども育ててくれる?」とかって
前説明無しに言ってのけるから、そりゃークーさんも戸惑って呆れますわなあ(汗)
(あなたたちは本当に不器用、って笑えるクーさんほんと強い……。)
抱きしめて欲しい、と珍しく自分から懇願してきたクーさんに対し、
うん分かったと歩き出したミカだったけどバルバトスとの接続ケーブルの短さのせいで
ビンッて動けなくなってもうたのがちょっと笑いどころだったけど(笑)、
直後に合流したアトラと一緒に3人で輪を作るように抱きしめ合う姿が
微笑ましかったです……。ミカアト、ミカクー、アトクー、全部網羅じゃw
(アトラとクーさんが百合というわけでなく、ほんと微笑ましいのです初々しくて。)
しかし、ミカが火星に咲いた野菜の花にかわいいなと呟いたり、端末で勉強を再開してたり、
繋がりを残す、約束するというのもありかなあみたいに言うようになってきて、
なんというかミカの心境の変化みたいなのが感じられて気になりました……。
(そしてミカの「ありがとう、クーデリア。」という言い方が本当にミカっぽくてミカァ……!(謎))

……そんな時にオルガはなんとエリオン公と内密にナシつけたくて
自分1人の命投げ出していいからとかミカとの約束忘れたようなことをほざく始末;(爆)
アフォか、団長なにゆーとんねん(涙)あんたがおらんとミカオルやないねん(爆)
だけどもそこはもうラスタル公がオトナというか非情な対応で、
どこかで見せしめを作らないと体裁が整わないんだよね、とけんもほろろ。まーそうか……(汗)
かくしてギャラルホルンの秩序回復という名の鉄華団掃討戦が幕をあける……(涙)
(けれどラスタル公はやさしい。事前に最後通牒言い渡してくれたから……)

……長くなったので折り畳みます;;













しかしオルガの命投げ出す発言はユージンと昭弘の耳にも入っていて、
即オルガ締め上げをくらう(苦笑)
オルガ勘違いしてたみたいでね、「俺の命令のせいで皆の自由を"奪った"」と思っていたけども
ユージンたちはそうじゃない。「家族や生きる実感や楽しみを"くれた"」んだと。
そこに気づかせてくれてオルガは今後のことを主要団員たちと話し合うことに。
相談することで道が開けてきて、地球へ逃げ出せれば何とかなるかも。と。
個別IDの書き換え、とかそりゃまた犯罪だろうよ;という話になってたけども……(汗)
そこに希望を見出す彼ら。犯罪行為でもそれが希望、ならば。
ちょうど金策も少しめどがついて、逃げるならば古い地下ケーブルすい道からのトンネル工事を、と
とんとん拍子に話が進んでいく。
オルガ、主な団員たちを前にして曰く、「誰かを殺せば終わる戦いじゃねェ、生きろ。」と。
生き延びるのがミッション。これも、実は1期25話でのオルガの悲痛な叫び、
「皆、生きろ!」に通じる発言でしてね。あれは感動したわぁ。
その台詞をここで持ってくるかと……。じーんとしました。

(ところでオルガさん、マッキーがなにか自己犠牲やっとくよみたいな発言に対して
えらく感激してたようですけど騙されてますよ、あいつ本当に単騎出撃したかっただけですよ(笑))
↑マッキーのこと何だと思ってんだワタシはw

……さて、この辺りからどうやらフラグのニオイが立ち込めてきましてね……(汗)
マッキーが何気にオレのところに来ないかとミカを誘ってきたんですが(これもこれですごい発言だな……)
即座にオルガが「おいおい、うちの団員を勝手にスカウトすんじゃねェよ」とけん制に入ったり。
ここえらくトキめいたんですが……(萌)あ、いえこちらの話ですスイマセン(爆)
そして連絡手段の確保と非戦闘員のアトラとクーさんを逃がすために脱出の算段がついたので
オルガが同行すると聞いたミカが、「心配だなあ」と直球にオルガを気にする。
ミカはこれまで割と直截にオルガにものを言ってたと思うんだけど、ほんとにドストレートに
「心配だ」と言ったのは初めて聞いた気がします……代わりに、とミカの銃を借りていくオルガ。
「オルガ。それ、ちゃんと返してね。」……こわい。

オルガたちの脱出はマッキーのガンダムバエルの独断戦闘のさなかに完遂。
概要だけ見ればほんとにオルガのためにバエルを動かしただけにみえるマッキーなんだけども、
こいつのこれまでの言動からして単純にひと騒動おこしてラスタル公を表舞台に出させたい思惑だけの
ような気がする(苦笑)そういや残念坊ちゃんのイオクくんは無事なのよね?
(あとマッキー、直前のミカスカウトが失敗したからご機嫌ナナメだった模様(爆)おまえどんだけw)

オルガたちがたどり着いたのは街中のクーさんの会社。想像以上に情報統制が効いてて
鉄華団たちはここで初めて、翌日に総攻撃を受けることを知る。
でも良い事もあって、連絡が繋がった先のマカナイのじいさんは2つ返事で地球での受け入れを許可し、
その元で1度は道を分けたはずのタカキくんが雇われていると判明して大喜び。
そして地球への航路はタービンズの生き残りである女性輸送団が請け負ってくれると通知も来てた。
(アジーさん復帰したんだね……良かった(涙))
これで目算はついた。鉄華団基地の地下からトンネルを使って逃げ出し、基地は爆破。
全滅に見せかけて火星から逃げ出し、地球へ運んでもらってマカナイ氏にかくまってもらって
IDを書き換え、他人となって鉄華団として追われることなく、生き続ける。
今までの出会ってきた人たち、分かれてきた人たちとの積み重ねがここで繋がって、オルガの目の前が開けた。

……のだけど。
ここがこの作品のこわいところでな……ふんわり持ちあげてどーーーんと落とすねん……。
意気揚々と引き上げようと車に乗り込む寸前。近づく急ブレーキ。発砲音。
利き腕をやられるチャド。とっさに年少のライドを庇うオルガ。背中からはじける鮮血。
かろうじて反撃するオルガの手にあるのはミカの銃。敵に着弾。鳴りやむ銃声。
後に残るは。  全身血まみれのオルガの姿でした。

ああああああ(涙) そうだよ……こうくるんだよこの作品ってやつはよぉ……(泣)
血だまりのなかあらぬ方向へ歩き出し、「前へ進め……!」と指さすように力尽き倒れるオルガ。
足跡をたどるようにしたたる鮮血はまるで 鉄の華。あああああ。
ここまで劇的に、絵的に美しい姿で……退場してしまうのかオルガ(涙)

……いやー正直信じたくないッス(涙)なんとか引きづってでも連れて帰って生きててほしい。
相当な出血量だけども(汗)間に合わないかもしれないけども(汗)それでも。
オルガはミカのいないところでしんじゃいけないんだ。オルガが居なくなるなら、それはミカを残すことに
なるわけで。ミカのちからの届かないところでオルガが居なくなるなんて。ミカは。どうなる。

あああああ~~~~(/Д\)・゜・。オルガぁぁぁ~~
オルガいなくなっちゃやだよぉおお~~フラグ立ってきたあたりから両手握りしめて見てたから
見終わったあと手のひら真っ白だったよおおおそのくらいチカラ込めて見てたよぉぉぉ(泣)
オルガいなくなっちゃいけないよぉぉミカどうするんだよぉぉぉあああ……

ああ……、なんかすごくフラグだなと思ったのがですね、
逃げられる算段がついてホッとしたのか、オルガとクーさんが少しお喋りするんですよね。
そもそも鉄華団はお嬢さんを地球へ送るよう依頼されたことから始まった、と。
クーさんもあの頃は傲慢でしたとほほ笑んで、でもそのクーさんの依頼がなければ
今の鉄華団は無かった、だから感謝してる、と笑うオルガ。ああ~……。
オルガ、2期に入ってからずーーっと、クチビル噛みしめたりクッとかチッとか苦しそうな顔ばっかしてて
笑ったの久しぶりなんじゃないかなあって思ったんですよ……それが却って怖くて(泣)
そしたら案の定だよ。どこの誰ともしれん黒づくめのオトコたちの銃撃で鮮血散らすとか
どこのヤク○映画だよチクショウ(泣)うああああん(ノД`)・゜・。

……ああ~、もう怖い、残り2話いったいどうなってしまうんだろう。
キャストさんスタッフさん、最後まで見届けてねって繰り返しおっしゃってることだし
きちんと最後まで見届けて総括したいと思ってますけど……
アトラとミカの子どもが確定して未来に託すとかはなんかちょっと……それはそれで爽やかに終われそうだけども。
ミカとオルガの物語がどうなっていくのか。
そこは本当に最後まで見届けようと思っています。
あっ来週多分マッキー退場だよねおそらく。その辺も決着見ておきますね。あああ。

オルガぁぁ……傷心です(泣)




by katuhiro-iyama | 2017-03-20 22:04 | アニメ感想 | Trackback | Comments(0)


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