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49話


鉄血のオルフェンズ49(#24)話視聴。マクギリス・ファリド。(サブタイ)

番組冒頭からドキドキして見てましたが、やはりオルガはしんだ……のか。
むむむ。この作品は容赦なくキャラのしぬシーン(血を吐いたり目がもうろうとしてたり青ざめてたり)を
エグいほどしっかり描写してきていたので、
具体的なオルガの損傷の様子が出てきてない現状、まだ望みがあるような気がしてきました。
ダンテや団員が、オルガがしんだ、と発言して認識しているとしても。
最後のどんでん返しを期待ちう。
……ところで具体的にオルガを襲撃したのは武器商人のノブリス勢だったようです。
特に明確な指示もなく、クーデリアを見張ってたらたまたまオルガが来たので
襲っておきました親分、みたいな報告に
ノブリスは特に感慨をえることもなく、そうか、ってだけで済ませた姿に
正直いち視聴者として一瞬ムカァっとしちゃって。
でもそれって直接鉄華団とは特に利害関係もない、強者にすり寄るだけの武器商人にとっては
本当にどうでもいいことなんだろうなって。そういう関係を冷酷に描いてるだけだなって。
なんか……こんな風に作品世界をばすんと幾重にも突き放して描けるスタッフさまの冷静さって。すごいな。
(ワタシが思い入れすぎか……)

オルガの襲撃を知った鉄華団ではそりゃもう衝撃度がすさまじく。
一部の団員が、誰が撃ったか分からないのに団長の弔い合戦をしようとか言い出しているとかで
ざわつき始め、そこへ三日月からの全員招集命令がでてくる。
ミカが全員あつめて何かを話そうっていうのはたぶんきわめて珍しいこと。初めて?
バルバトスを表に出して背中で繋がれた状態のミカが、コクピットに立って
静かに、強く声をだすことには。
「俺の中にオルガの命令が生きてる。オルガの命令を実行するだけだ。
それを邪魔するものはどこの誰だろうと潰す。どこの、誰でもだ。わかった?じゃあ、死ぬまで、生きて。」
オルガの今わの際、立ち止まるんじゃねえぞ、の言葉を正しく実行するために。
オルガが直前までに作ってくれた退路をまっすぐ生きるために進む。それがオルガの命令。
この言葉で団員たちは静まって、オルガの生きろ、の命令をこなすために動くことに。ふうう。
ここのミカの演説(?)、ミカ自身もすごく動揺しているようにも感じられました。
自分の動揺を抑えて、オルガの言ったことだけを遂行しようと自分に言い聞かせるためにも声をだした。ような。
この演説、ミカ本人にも降りかかってくる言葉ばかりで……。「死ぬまで、生きろ。」
ミカ、どうするのかな……(´・ω・`)

そんな鉄華団から始まったもんだからてっきり今回は鉄華団が逃げ出すまでの話に
なるのかと思っていたら、途中からサブタイ通りマクギリスの話に。
うーん、……正直なところ、ワタシは鉄華団の様子が見たかったので
ここでマッキーとガエさんのいざこざは見なくてもよかったかな……とも思ってしまって(汗)
いや、この2人の決着はすごく見たかったんですよね、どういうカタチでピリオドをうつのか。
でもなー……なんかスッキリしなかった。そこは残念。
けれども作画も動画も演出もレイアウトもセリフもどれもすごく熱がこもってて
とても印象的なシーンでした。













しかしだなぁ~。なーんか、スッキリしない(苦笑)
ガエリオのケンカのふっかけ方もよくわからない(汗)
「オレを見ろ!」「オレのチカラを届けさせてくれ、アイン!」ってさぁ。
マッキーのこと恨みに思うというより、自分の思い通りの人じゃなかった憤りを
ダダこねて投げつけてるだけみたいなさぁ。
言葉で、自分の仲間を傷つけて親友のはずだったオレ自身まで殺そうとしたから許せない、とか
いろいろ理由並べてはいるけども、オレを見ろとか言われると、
ハ、何それ、単にマッキーのこと好きなだけじゃん、て感じ取れてしまってさあ(苦笑)
(そこにアインまで道連れにして……って印象もある)
マッキーも、ガエリオやカルタから与えられた友情とかを分かってたけど
敢えて見て見ぬふり、感じないふりをしていたんだ本当は知ってたんだ、
みたいなこと今わの際に言い出して、なんだよもうお前らキスしろよ、みたいな(爆)
ハア~……マクギリス、こんなこと言う人じゃないと思いたかった。
心底、他人から与えられる愛情とか友情とかいうものを感受できずに、
何言われてもよく分からない、これが友情ってやつらしいけど自分には何の感慨も覚えない、
みたいな完全に冷淡な、情愛みたいなのが欠けた人なんだろうなと思っていたかったな(苦笑)
いや、ワタシのこの感想だって実はガエリオと同じく「思ってた人と違った!ムキー」
みたいな感情に近いものからくる気持ちなのかもしれないけどさ。
最後の最期に"ガエリオのこと友達だと思ってた"みたいなこと言いだすとはな。ちぇ。
あと、ガエリオも自分に酔っちゃって、ほんと何やってんのかよく分からなかった。
マッキーがなにか言いかけても(もう虫の息)、「いや、聞きたくない!許しちゃうから!」
みたいなことほざいて、片腕でマッキーの首しめながら泣いちゃって気が付いたらマッキー逝ってた、みたいな(爆)
ね、ひどくない?(汗)せっかくマッキー、ラスタル公に一矢報いようと
ガンダムバエルで単騎突撃して(特攻はもう破れかぶれよな)、
無謀と分かっている攻撃が、在野の、まだ自らにチカラがあると知らない草莽の者らに勇気を与え、
ゆくゆくはこのつまらない世界を変える一助となるはずだ、とひとしずくの希望をもって大暴れして
(この辺の考えかた、幕末の志士みたいなこと言ってるなーと思った)、
そこをガエリオに邪魔されて、ガスガスけずりあって相打ちになって、
それでもラスタル旗艦に転がり込んで満身創痍で艦橋に近づこうとエレベータ降りたら目の前にガエさんが居て。
それで「オレを見ろ!」だよ?めっちゃめちゃマッキー執念じゃないっすか。すごいよ。
なのにガエさんすげー邪魔。これもガエさんの執念だけども。むむむ。
マッキー側の視点で見ればなんでマッキーに本懐を遂げさせてやらなかったのだ、とか
思いたくなるけど、そうでなくてもガエリオが自分に酔わず「この分からず屋ぁ!」って
頬を1発ぶん殴る描写でもあればちょっとはスッキリしたのにな。
ぐすぐす嘆いている間にマッキーに言いたい事いわせなくて、カタルシスもなく逝っちゃうなんて。
マッキーの名前は歴史に残るかもしれないけど、こちとら視聴者にとっては
納得いかない終わり方だったよぅぅ( ;∀;)ほんと……マッキーの人生何やったんや。むうう。

……まあ、こんなぐすぐす言いたくもなりますが(苦笑)、まあマクギリスがどういう人だったかというのは
この話をもって総括が出来る感じで。「思ってた人と違って残念」これか(苦笑)
なんだろなーなんかモヤる感じするな~そこがスタッフさまの思惑でもあるんかな~むーん。
まあいいや……ガエリオ次回なにかしでかしそうだし、最後にカタルシス期待しておこう。

カタルシスといえば鉄華団も次回のラストにむけてひと花咲かせる、not散らすべく
ラスタル公からの総攻撃をどうにかしのいでいるわけですが(汗)、
ハッシュくんが……ミカの護衛兼アシとして忠犬だったハッシュくんが退場してしまって……。
残念……つらい……。
ミカが珍しく?真剣な様子で「ハッシュ?!」と声をかけてきたところが嬉しかった。
ミカなりにハッシュのこと認めてたんだなって。だから最期任されてハッシュうれしかったろうなって。ぐす。
あー、ミカの大暴れを見たいっす。カタルシスで爽快になりたい(苦笑)
次回、ついに最終回ですが鉄華団は皆逃げ切れるのか。希望が残るラストになるのか。
そしてオルガはいまどうなっているのか(汗)生きててくれーそしてミカとラブラブエンドになってくれー(爆)
ううう( ;∀;)
もう毎回ツライよこの作品……1期終盤のツラさの比じゃないよ……
オルガじゃないけど早く最後にアガって楽になりてェ……(泣)えぐえぐ。
こんなツライ作品久しぶりです……ああラスト、大人しく見守りたいです( ;∀;)




by katuhiro-iyama | 2017-03-27 23:37 | アニメ感想 | Trackback | Comments(0)


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