スーパーライブ!(ライダーの)


新年あけて初っ端から行ってきましたよ、仮面ライダースーパーライブ(笑)
10月ごろからチケット発売されてたのは知ってましたが
12月になってもソールドアウトになってなかったのでたわむれに息子の分と合わせてぽちっと。
さすがに出遅れて3階席になってしまったけど
約2000人入る市民会館は親子連れで満杯でした^^

開場待ちの行列に並んでたら、自分らの前後に居た7才くらいの男の子2人がそれぞれ
ジオウの変身ベルトを取り出し、それぞれに変身ポーズを決めだしたので
うちの4才児が目をまんまるくしてたのがツボでした(笑)
(あちこちで変身ベルト装着ずみの男児を見かけたのも面白かったです)

今回のショーは普段近所のショッピングセンターとかでやってるような
規模の小さいものではなくて、それのもっと大きいバージョン。
レーザービームとスモークと音楽でばんばん盛り上げて今作だけのオリジナルストーリーで
ライダーたちが揃ってステージ上で戦う。もちろんアクションは折り紙付き、という
東映公式のライダーショーでした。そういった公演があることは今回初めて知ったんだけど
最近始められたのかな。5,6年くらいかしら。
そんで、今回はジオウとビルドが登場するとは聞いてたんだけど、
他にエグゼイドから3人、ライダー1号、昭和と平成の境目ということで?ブラックRXが登場してました。
あと何故かショッカーの平兵士?が出てきたのも驚いた(笑)
ショッカー、50年の間に恐怖の対象というよりコミカル要員、おまけ要素の強い存在になっちゃって(笑)、
出てくると空気が和やかになってたのはなんでだろうね(笑)

今回のオリジナルストーリー、ジオウが最善最高の魔王になるという主張から
反転させたような存在の、異世界の帝王、というのが登場して、
ジオウと存在を対比させてたのが良かったです。
西暦ならぬ、「東暦(トウレキ)」の世界で戦うライダー1号とRX。(東映の暦かと思った……(笑))
この世界では全てのライダーたちのパワーと武器を吸収して君臨する帝王、ライダージャッカーがいた。
抵抗むなしく1号が吸収されてしまうが、最後のチカラでRXを異世界へ転移させる。
RXが出会ったのは西暦の世界で戦う仮面ライダージオウだった。
トウレキではジオウは存在してなくて、まるで西暦における帝王のような立場だな、というところから
お話しに引き込まれていって、ジオウが俺はそんな最低最悪の王様なんてならないよ!みんなを救うんだ!
と簡単に決めちゃうあたりがチョロイ(笑)本編のキャラとうまくすり合わせてありました。

戦闘シーンはスモークや派手な効果音、あとスポットライトを瞬時に点滅させたりする演出で
爆発や発砲とかを表現してあって、なかなか面白かったです。
あと時空転移のためのタイムホール?みたいなのを開く表現が、
バックの暗幕にレーザービームとプロジェクションマッピングみたいな動画を映し出して
同時に会場を暗転させるとかして人物の登場や退場を表してたりしてたのがすごかったです。
周りの子どもたち、舞台よりレーザービームの方が興味津々だったw

この舞台効果がかなりよく練られていて、セリフやSEが入った音響とライトなどの暗転、
そして舞台上の演者さんたちのタイミングが全てぴったり合うことで成り立っていたので、
本当にしっかり練習されたんだろうな~って推測できてとてもリスペクトできました。
あと、帝王がライダーたち複数を相手にばんばんなぎ倒して戦う場面とかは
舞台上のセットや幕の隙間から次々と武器を取り出しては放り投げたりしてとっかえひっかえで、
これも間合いや小道具のタイミングが合ってないといけないから
舞台裏でのご苦労がしのばれました~。大変そうだったけどすごく良かった。

この悪役、帝王がまたすごくいい「悪役」でしてね(笑)、めっちゃ強いんですよ。
全ライダーのチカラを持っているとは言ってましたがまあ平成ライダーが主ですかね、
メインライダーはもちろん、印象的なサブライダーの武器とかも取り出しては
ばしばし蹴る殴るぶん回す、あと配下どもにそのチカラを貸してやっては、
配下たちを良いように働かせて、それで用済みになったら貸したチカラごと配下を吸収して
さらに強くなる、とかね。すげーチートですよ(笑)
仲間を利用するとか絶対的に自分が君臨する、とか、ヒーロー側からしたら「許せない」論法をいくつも繰り出してきて、
それで武器とっかえひっかえで複数でかかっても太刀打ちできない、とかですね。
すごく強くていい「悪役」でした。
この悪役が強ければ強いほど、立ち上がるヒーロー、ライダーたちが引き立つわけですよ。
実際、舞台終盤になるとめためた強い帝王にライダーたちが次々倒れていって、
最後のジオウもついにやられるか、という場面になったら
それまで食い入るように見ていた場内の子どもたちから、誰からともなく自然発生的に、
「がんばれー」「がんばれー!」「がんばれ!!」
って声が出てくるんですよ。すごいでしょ。
一応、開幕前に案内のお姉さん(上演中のお約束を教えてくれる人)が出てきて
「ライダーたちがピンチになったら大声で応援してね!」って練習させてくれたわけですけど
そんな先導なんか要らないんですよ。ライダーが危なくなったら思わず声が出てしまう。がんばれー!
これが、すごく良かったです。この声援を引き出せる悪役。よい「悪役」でした。
(オリジナルキャラだから着ぐるみ、いわゆるガワもオリジナルだったんですが
かなり凝っててデザイン的にもTVに流用しても問題ないくらいのかっちょいいやつでした。いいなああ)

子どもたちの声援も良かったですが、意外とショッカーがいいスパイスを利かせてて良かったです。
ザコショッカーが勝手につくった、時間を巻き戻せる機械(うさんくさい)が
会場の子どもたちのチカラをちょっと借りて(腕をぐるぐる回してパワーを送ってくれーってちょろまかした)
50年ほど時間を巻き戻した(笑)ら、ショッカー大将軍ガラガランダが上半身だけ蘇って(笑)、
で、なんだかんだでトウレキの帝王にちょっかい出すんですが、簡単に一蹴されるんですよね。
でも、ライダー1号を捕らえたので民衆に晒し、ライダージャッカーに対する恐怖の象徴とする、という
帝王の主張に、ショッカー大将軍が立ち上がりました。
「仮面ライダーは正義の象徴!恐怖などではない!確固たる『正義』のライダーをショッカーが打ち果たすことで
我々ショッカーがこの世に君臨するのだ!」
おお~、ショッカーなりの悪の美学ですか。ちょっとツンデレぽいけど(笑)
でもこの発言でこの作品内ではショッカーはただのコミカル集団として描いていないなって分かって
制作側のリスペクトも感じられました。この発言のあとショッカー大将軍が「ライダー1号を助けてやれ」って
ジオウたちに味方?してくれたりもあって。良かったです。

あ、あともう1つ良かったのが、オリジナルキャラで帝王の配下として並んでたやつ。
エグゼイドのパワーを与えられて、エグゼイドの最終パワーアップスタイルのハイパームテキとなったんだけど
本家はゴールド、金色なのに対してこっちはシルバー。銀色になっててめっちゃ綺麗でした~v
デザインは本家そのままで色違いでシルバーってすげーセンス良いと思うんだけど。シルバームテキ。うふ。
これ、いつかTVシリーズかどこかで使ってくれないかしら~。すごく気に入ったので。カッコよかった。
(言葉遣いもですます調で冷酷な策士、ぽい性格づけされてて印象的でした)

まあそういう感じで(笑)、お約束の客席にライダー登場とかもありつつ(3階席は無縁でした……)
最後は全ライダーがパワーアップして必殺技をくりだし、
トウレキの世界にも存在する全ライダーのパワーをもらい受けたジオウがライダーキックで決着、という
見てるこっちも分かりやすくスッキリする終わり方でした。爆発する瞬間のレーザービームも派手だったよ。
ジオウも無事に西暦の世界に送ってもらえて、会場の子どもたちにも丁寧に
応援ありがとう!って頭下げてくれたりして。教育にいいですね(笑)
ハラハラドキドキ、大声で声援して敵も倒してスッキリ、というとても爽快なステージでした。楽しかった!

こういう、舞台作品ひとつとってもブレてないな、というのが最近の東映特撮の尊敬したいところで。
むかーしは作品ごとにキャラの性格ブレてたり整合性がなかったりとか
残念な印象に残るスピンオフが多かった印象だったんですが(春映画とか……)
このごろは制作側からの「ライダーに対するリスペクト」が感じられるようになったというか、
とても丁寧に、色んな方向からの思いを汲んで出来るだけ誰も傷つけない方向で
作品を作っている、という印象を強く受けています。
今回も主な視聴者層の幼年男児が好みそうな悪を討つ正義のライダーが戦って勝つ、という
きわめて分かりやすい主題を扱ってて見事成功していたし、もちろん舞台演出演者さんたちの努力も素晴らしく。
(アクションのタイミング、変身前後の切り替え、入れ替わりすごく大変だったろうなーと。)
本当に、色んな方たちのチカラがあわさって成功しているステージなんだなと実感できて
とても良いものを見せてもらった気分になりました。どうもありがとうございました^^
そしてそんな方たちの作品だからこそ強く思く思う、スタッフキャスト脚本演出、
関わった方たちの名前出してくれよぉぉぉ……!公式パンフ売ってくれよぉぉぉ……!(心の叫び)
(握手会用のお楽しみ袋にはパンフあったのかもしれませんが。別売りで。是非)

物販で販売してた、ライダーを応援するうちわ型ペンライト、場内の子どもたちが持ってたんですが
これ最近流行りの、電波か何かで一斉にライトを調節する機能があったみたいで、
舞台演出の効果にひとやく買ってたのも面白かったです。
敵アジトのシーンではペンライトも赤くなっておどろおどろしさを醸し出してたし、
ライダーたちが活躍するシーンではライダーのメインカラーの白や緑や紫に変化したりして
3階席から見てたらペンライト込みで舞台効果が考えられている感じがしました。舞台演出に参加してる感じ。
そこも良かったです。うん、良かったしか言ってないぞ(笑)
(ちな、セリフの音響は全て声優さんだったんですが、これちょっと残念なのが
最近の若い声優さんは声質が似てるのね(苦笑)、似た感じの声の人が沢山しゃべってて、
ぱっと聞いただけじゃどのライダーがしゃべってるのか分かりづらかったり(苦笑)そこは惜しかった)

いやー、いい体験させてもらいました^^
4才児は食い入るように舞台を見つめていましたが、
大声で応援してくれ、って言われてもなかなか声が出ず、気持ちで応援していた感じでした^^;
あと、終了後の握手会は、頑なに参加しないと言い張り(笑)、
どんだけ恥ずかしがりやなんだよと(笑)不思議なもんです。
息子と2人連れで天神まで出たのも初めてでちょっとドキドキでしたが
電車もバスも大人しくしてくれて助かりました。天神は自転車が多くて田舎みたいにフラフラ歩けないよ……(苦笑)

そんな感じですがまたこういう機会があれば参加してみたいでっす。
長々と失礼しました。



by katuhiro-iyama | 2019-01-06 22:39 | 日記 | Trackback | Comments(0)
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